繰り返される災害

広島で発生した豪雨災害、いまだに発生後に出される避難指示。この8月に気象庁が運用を始めた予測システムも機能しなかったようだ。真夜中テレビ、ラジオの情報は広島市全体を対象にしていたのではないかと思う。今年になって特に顕著なのは筋状の狭い幅(帯状)に発達する雨雲が同じ場所にかかって大雨になっていることだ。
被害のあった広島市安佐南区国土交通省の雨量観測計は午前3時から5時までの2時間で200ミリを超える雨量を観測しているのに気象庁の広島アメダス広島市中区上八丁堀)は同じ時間で10.5ミリだ。これでは広島中心部にある気象台も、市役所も、消防署も切迫した状態で警戒に当たるとは思えない。
雷と、大雨で防災無線が警報を出したとしても今の家屋の構造では聞こえないはずだ。いっそ、気象情報と市の防災システムに特化したタブレット端末を全戸に配布したらどうか。これなら停電でもほぼ1日は使えると思うが。

20日  10:26 南陽市小岩沢
今日も30度は超えたが夜になって風が出てしのぎやすくなったきた。